久しぶりに勉強をしようと思う

勉強をしようと思います。

 

個人的な決意表明のようなものなので、特に皆さんの役立つ情報はありません。勉強内容については、来週くらいから週報を付けるかもしれません。

 

 

動機

今まで

僕はプログラミングの勉強はほとんどしたことがありません。20代にした勉強らしい勉強といえば、コトラーなどのマーケティング理論、花王やP&Gのコンサルティング資料を大量に読み漁っていたことくらいです。Excel開発に関しては現場の叩き上げで十数年、年齢にしてはまあ長いほうだと思います。

 

Excel開発と言いましたが、いずれも開発に専念というよりは現場スタッフの一員として業務を改善することが目的でした。技術力を磨くというよりは、人手と組み合わせて運用が最も楽な方向でExcel、そして時にはVBAを使って開発をしてきました。

 

2000年代後半当時は、一般にExcelを使える人は多くはありませんでした。パソコンに苦手意識のある方は当然Excelは嫌いですし、エンジニアの間ではExcelの評判は最悪、まさにExcelは暗黒時代でした。

 

僕はマーケティング・リサーチ(市場調査)業界におけるコンサルティング業にこだわっていたので、イマイチ合う職場や働き方も見つけられず、働いたり働かなかったりしつつ20代の半ばを過ごしていました。

 

6年ちょっと前から、「業務改善」「バックオフィス」「Excel開発」をテーマに商売をしてきました。きっかけは当時の職場で年間あたり数百時間の業務短縮ができたこと、そして今より相場の高かったクラウドワークスでいくつか仕事が取れたことでした。

 

はじめはニート同然でしたが、業務改善・ノンプロブーム、すなわち「身近なソフトであるExcelを使ってバックオフィスの改善をしよう」という風潮が世の中にでてきました。

 

世の中の流行より、少し目先が早かったと思います。僕は金融系・医療系など潤沢な予算のある商流を押さえることができ、また技術同人誌というブームにも乗ることで、著書の出版まで漕ぎ着けることができました。何せ稼働率が50%を切るので自転車操業ですが、おかげさまで好きなことに時間を使うことができています。

 

さて2020年現在、今やExcel VBA全盛期、業務改善全盛期と言えるでしょう。今、この界隈で有利なのは「VBAやGASなど、ノンプロ向けのプログラミングやITサービスが大好きな人」「会計士など、顧客からITの相談を受ける土壌が整っている人」「大手コンサルティング会社出身など肩書のある人」だと思っています。既に市場を押さえているならともかくとして、僕やそれ以外の有象無象のコンサルタントによるKKD的な手法は今後5年で通用しなくなるでしょう。

 

僕はマーケティング・リサーチの結果として、この界隈での立ち回りを考え、また経験を積むことに注力してきました。今後自分がこの界隈でやっていくとしたら「ノンプロ系の開発スキルやITサービスへの見識を深める」「改善の手法を体系化する」といった努力の継続が必要となります。業界がレッドオーシャンと化した今、自分のスキルセット・興味でExcel VBAを強みとした業務改善を続けるメリットはありません。

 

これから

さて、VBA開発が軌道に乗っていた僕が空いた時間で何をしていたかと言うと、ご存知の通りホストをやったり遍路をやったりしていました。働き盛りの30代の行動としては、一般的には理解のし難いことばかりだと思います。もちろん個人的な趣味・QOL向上といった要素もありますが、自身の興味や適性、そして現在・未来の流行を探るという意味合いは大いにありました。

 

半年くらい前から考えていたことがあります。次に始めたい事業があります。正確に言えば、ぼちぼち開始もしています。複合的な素養が求められる業種であるため、今までの経歴も活かしつつ、また他所の会社さんで今までの経験を補完できるキャリアも積んで、事業の足場を固めていこうと思っています。もちろん新たな事業分野における執筆も準備中です。

 

しかし、ブルーオーシャンを狙っていくわけですから、事業内容はすでに市場で馴染み深い分野ではありません。並行して市場の理解が得やすい勉強もやっていこうというのが今の自分の考えです。

 

勉強について

何を勉強するのか

ジャンルとしては、英語と財務周りを優先して勉強することになります。

 

どのくらいの期間、勉強するのか

事前知識がなさすぎて勉強時間すら算出できません。3ヶ月を目安に一定の知識を身につけることで、目標までの勉強量を見積もれることができるのではと考えています。

 

どうやって勉強するのか

まず、10年以上まともな勉強をしておらず、5年ほど、ロクに本すら読んでいません。勉強の仕方から分からなくなっています。

 

またナルコレプシーADHD気質から、苦手な分野を根性で勉強したり、自身で計画的に勉強していくことも不可能と言えるでしょう。適切なレールを事前にひいて、その上を何も考えずに走るのが得策と考えました。

 

そこで勉強方法はスマホで完結できること、オンラインで問題をガンガン解けることを条件としました。

英語 

スタディサプリのTOEIC対策コース、パーソナルコーチプランの3ヶ月パックを選ぶことにしました。お値段は74,800円、2万円キャッシュバックがあるらしいのですが、どっちにしろ高い。

 

でも、3ヶ月で100点以上上がることが売りらしいので、やらない手はありません。何せ僕の10年前のTOEICの点数は400点以下です。何もわからないしやる気がしない。いつもライザップを馬鹿にしていたのですが、事前知識がない・苦手意識の強い人にはコーチが必要なのだなとようやく分かりました。

 

財務 

条件に合ったサービスはStudyingだけ、それも価格も最安ラインのようです。簿記3・2級コースで19,800円、スタサプで金銭感覚が麻痺したので安く見えます。

 

財務周りの勉強で簿記を選択した理由ですが、僕は普段から所属会社のOA事務を受注しています。そのため会計に関しても、マネーフォワードに振替伝票を入力したり、年金事務所への書類の書き方を調べたり、全力法人税に必要事項を入力したりはしています。手順は分かってきましたが、僕は簿記を理解していませんし、BSも読めません。毎回、膨大な調査に追われ、修正を繰り返し、特に期末処理については当該業務に専念しても計2~3週間を要しています。

 

業務も楽になれば一挙両得だし、分かるところから勉強したいと思って簿記の本を見ました。しかし、普段自分がやっている業務は簿記にはまったく出てきません。

 

  

 

 

 

Twitterでつぶやいたら、Excel界隈でもご活躍の会計士のはけた先生がご親切に教えてくれました。一部流れは省略しますが、自分が馴染み深いのは法人税法に該当する分野だが、基礎を理解をするには簿記2級までは前提として必要な知識のようです。簿記3級と2級の勉強をしながら、経理実務~税理士の簿記論~法人税法に関する本を並行して読んでいくと良さそうだと判断しました。

 

当分の予定

そんなわけで、当分は読書しつつ、ゆるく働きながら、スタサプの英語とStudyingの簿記をやっていこうと思います。当分はExcelやパソコン、執筆・キャリアに関する気軽なLINE・通話相談も積極的にお受けしていますので、お気軽にどうぞ。

 

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